ブログ更新一時休止のお知らせ

今回の記事は、今後のブログ運営に関して報告します。

このブログを始めてから、断続的に更新しながら、気がつけば2年が経過しました。

ブログを始めたきっかけは、何でもいいから自分のアイデアを発信したい、という思いからでした。今でもその思いは変わりませんが、現在ではもはやブログというスタイルに限界を感じています。

そのようなわけで、本ブログの更新は本日をもって一時休止します。

以下、ブログに限界に感じた理由をもう少し詳しく書きます。

ブログに限界を感じた理由 その1 『〈インターネット〉の次に来るもの』が有名になりすぎた


本ブログでは、ブログ作者の教養を深めるためにケヴィン・ケリー氏の『〈インターネット〉の次に来るもの』のインデックスを作成していました。

インデックス作りは、ブログ作者の同書に対する理解を深め、そして望み通り教養を深めることができた半面、非常に骨の折れる作業を強いられていました。また、著作権の問題を多少はらんではいました。

そんな状況下で、「Holos2050」の結成を知りました。このグループは、同書のアイデアを実現するために各分野の有識者が集まった「本気の」ものです。

このHolos2050の存在を知って、無名のブログ作者が同書について何らかの活動をする必要はもはやない、と感じました。

ブログに限界を感じた理由 その2 ブログはアイデアを伝えるには「小さい」


本来ブログに向いている内容は、日記的なものかニュース的なものです。体系的なアイデアを伝えるには、ブログは向いていません。

ブログ作者が本当にやりたいことは、「体系的なアイデア」を作り上げ、伝えることです。あるいは、「体系的なアイデア」を作り上げるためにも、ブログというスタイルから脱却して何かを書き続けないとならない、とも言えます。

ブログに限界を感じた理由 その3 本当にやりたいことは「小説」という実験を行うことだ


以上のような「体系的なアイデア」を「無名の人間」が伝える最適な手段は「小説を書くこと」だ、という結論にようやくブログ作者はたどりつきました。

実のところ、ここ数年で読んだ本のなかでいちばん好きなものはケヴィン・ケリー氏の「テクニウム」です。本当であれば、こうした正真正銘の「体系的なアイデア」をダイレクトに伝えるものを書きたい、という思いがあります。

しかし、「無名の人間」が著した「体系的アイデア」など文字通り歴史の闇に葬られて終わるでしょう。「世間」の無関心に抵抗して、自分のアイデアの種を撒くためには「小説」というスタイルを装うことが上策でしょう。

そんなブログ作者の書きたい小説は、いわゆる「文芸作品」ではなく言語による「スペキュラティブ・デザイン」的な試み、となるでしょう。ちなみに小説の内容は、VR・ARに関するディストピア小説になるかも知れない、とだけ書いておきます。

以上のような理由から、今後は小説を執筆することに労力を費やしたいので、ブログ更新は一旦休止します。もっとも、ブログ閉鎖はまだ考えていません。もしかしたら、小説執筆の一環として、またブログを更新する可能性もあります。

小説は1年間をめどに完成させるつもりです。小説が完成したら、またブログに記事を書くことになるでしょう。

最後に、本ブログを読んでくださった皆様に感謝をお伝えします。そして、必ず小説を書いた、という報告をします。


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連載コラム記事の完結

今回の記事は、メディアで連載していたコラム記事を紹介します。

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前回の記事で、ブログ作者がライターとして記事を執筆しているVRinsideで連載sていたコラム記事を紹介しました。
そのコラム記事が完結しましたので、改めて紹介します。

【連載コラム】毎日がVR元年(1)不可避なテクニウム進化のメカニズム〈前編〉

【連載コラム】毎日がVR元年(2)不可避なテクニウム進化のメカニズム〈後編〉

【連載コラム】毎日がVR元年(3)不可避なXRテクノロジーの進化システム〈前編〉

【連載コラム】毎日がVR元年(4)不可避なXRテクノロジーの進化システム〈後編〉

【連載コラム】毎日がVR元年(5)不可避に実現するXRテクノロジーの30年後


上記記事には、ブログ作者のオリジナルな視点は含まれてなく、
基本的にケヴィン・ケリー氏のVR・ARに関する考え方をブログ作者の言葉で再構成しています。
しかしながら、テクノロジー全般に関する考え方は、ブログ作者は原則的にはケリー氏に賛成しています。

このブログを始めてから断続的に執筆にしながらも、気がつけば2年が経過しました。
諸事情により、ブログ運営を大きく見直すことを考えています。

ブログ運営に関する記事は、また後日掲載します。

告知:VR関連コラム記事の紹介

今回の記事は、ブログ作者がメディアで連載している記事の紹介です。

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ブログ作者はライター業に携わっているのですが、最近このブログの内容をネタにした記事を掲載していますので、告知します。

現在、ブログ作者はVRInsideというVR専門メディアで海外記事の紹介を行っています。このメディアで、海外記事紹介のほかにブログ作者がVR・ARについて考えていることを展開したコラム記事を執筆しています。

全6回予定で、現在は4回目まで掲載しています。それが以下です。

【連載コラム】毎日がVR元年(1)不可避なテクニウム進化のメカニズム〈前編〉
【連載コラム】毎日がVR元年(2)不可避なテクニウム進化のメカニズム〈後編〉
【連載コラム】毎日がVR元年(3)不可避なXRテクノロジーの進化システム〈前編〉
【連載コラム】毎日がVR元年(4)不可避なXRテクノロジーの進化システム〈後編〉

以上のコラム記事は、本ブログでインデックスを作成中のケヴィン・ケリー氏の著作『〈インターネット〉の次に来るもの』とその前著『テクニウム』をもとにして執筆しています。

コラム記事の内容は、上記2冊の著作をもとにしているといっても、論述を再構成するような体裁ではありません。ケリー氏の思想を、ブログ作者が自分の言葉で再構築するようなアプローチになっています。

残り2回の記事では、ケリー氏が考える30年後のVR・ARのすがたと、ブログ作者が考えるVR・ARが文化として定着するために解決すべき問題を提起します。

連載コラム記事が完結しましたら、本ブログでまた連絡する予定です。

来月以降は、また『〈インターネット〉の次に来るもの』のインデックス作りに精力的に取り組むつもりです。

『〈インターネット〉の次に来るもの』「BEGINNING」インデックス アイデア

今回の記事は、『〈インターネット〉の次に来るもの』「BEGINNING」インデックスのうち「アイデア」をまとめます。なお、最終章をほかの章より前にまとめるのは、単にブログ作者のスケジュール上の都合です。

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2012年に発表されたNASAの人工衛星から撮影された地球の夜景。電気の光がニューロンのようにつながっている。

引用箇所末尾の番号はKindle版の位置番号を意味し、強調部分はブログ作者によるものです。

最終章「BEBINNING」のインデックスは、アイデアのみとなります。

アイデア


プラネットレイヤーとしての「ホロス」


・これから何千年もしたら、歴史家は過去を振り返って、われわれがいる3000年紀の始まる時期を見て、驚くべき時代だったと思うだろう。この惑星の住人が互いにリンクし、初めて一つのとても大きなものになった時代なのだ(5930)

・このとても大きなものは、それまでの種に対して新しい考え方(完璧な検索、完全な記憶、惑星規模の知的能力)と新しい精神をもたらす。それは始まっていくのだ(5942)

・100年前にはH・G・ウェルズが、こうした大きな存在を世界脳という名前で想像していた。テイヤール・ド・シャルダンはそれを思考の領域という意味でヌースフィアと呼んだ(5942〜5955)
H・G・ウェルズ『世界の頭脳』
 ヌースフィア

私はこうした惑星レベルのレイヤーのことを、ホロス(holos)という短い言葉で呼ぶことにする。この言葉で私は、全人類の集合的知能と全マシンの集合的行動が結び付いたものを意味し、それにプラスしてこの全体から現れるどんな振る舞いも含めている。(5955)


ホロスの特徴


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アジア地域の鉄道、道路、インターネット網を撮影した衛星写真

・われわれが〈なっていく〉ものの規模を理解するのは難しい。これはわれわれが作った最大の何かだ(5955)

・すでに2015年には、全体で150億のデバイスが一つの大きな回路に接続されていた。た。それらのデバイスには、それぞれ10億から40億のトランジスターが入っており、このホロス全体では10垓個(10の21乗)のトランジスターが入っていることになる。(5955)

・その規模から言って、ホロスは脳の複雑さを大きく超えている。それにわれわれの脳は、ホロスとは違って数年ごとに2倍の大きさになったりしない(5968)

・われわれがクリックをするたびにホロスの知性の中にあるノードを強化する。つまりシステムを使うことでプログラミングしているのだ(5968)

・私の見積もりでは2025年までにはこの惑星に住む住人すべて、つまり100%がこのプラットフォームにほとんど無料になった何らかのデバイスを使ってアクセスするようになるだろう(5980)

・その秩序の階層はこれまでの最大の創造物である都市よりもさらに一段上だ。こうしたレベルの飛躍を物理学者なら相転移と呼ぶだろう。例えば氷と水、水と蒸気の違いといった、分子の状態が不連続に変化することだ(5992)

・われわれは〈始まっていく〉プロセスの中にいて、その非連続性のまさにエッジにいる(6004)

都市はホロスのニューロンなのだ。われわれはこの中に住んでいる(6016)

シンギュラリティーとホロス



bjork「all is full of love」。生命と機械の融合?

・この超生命体の出現で、科学者たちの中には「シンギュラリティー」という概念を思い出す人々もいるだろう(6016)

・一般には「強いシンギュラリティー」と「弱いシンギュラリティー」の二つのバージョンが知られている(6016〜6028)

・強いシンギュラリティーは、未来が超知能によってもたらされると考える。もし自分よりスマートなAIを作れるAIがあれば、理論的には世代を重ねるにつれそれ以上ないレベルのAIになっていく(6028)

・これ(自己進化するAI)をわれわれの「最期の発明」と呼ぶ人もいる。さまざまな理由から、私はこうしたシナリオは起こらないと思っている(6028)

弱いシンギュラリティーの方があり得る話だ(6028)

・それはわれわれの創造物がわれわれをより良い人間にする領域であり、一方でわれわれ自身がその創造物なしでは生きられなくなる領域だ。これまで氷の状態で生きてきたとするなら、これは液体だ──新しい位相なのだ(6028〜6040)

・この大規模で力強いプロセスの全体としての方向性は、明確で間違いようがない。これまでの30年と同じように、これからの30年もホロスは同じ方向へと向かっていくだろう(6040)

・われわれは始まっていく〉そのとば口にいるのだ(6040)

次回の記事から「FILTERING」のインデックスをまとめます。

『〈インターネット〉の次に来るもの』「SCREENING」インデックス ⑦ 未来像

今回の記事は、『〈インターネット〉の次に来るもの』「SCREENING」のインデックスの「未来像」についてまとめます。

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『これからインターネットに起こる「不可避な12の出来事」』p81より引用

なお、引用箇所末尾の番号はKindle版の位置番号を意味し、強調部分はブログ作者によるものです。

未来像


住居に遍在するスクリーン


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・朝はベッドに入ったままスクリーンを読み始める。手首のスクリーンで時間や目覚ましをチェックし、同時にスクロールしながら緊急ニュースや天気予報を見る(2134)

・ベッドの脇にある小さなパネルスクリーンで、友人からのメッセージを見る(2134)

・トイレへと向かう。壁のスクリーンには友人が撮った素敵な写真が表示されている(2134)

・服を着て、クローゼットのスクリーンでチェックする。そこには、今日のシャツには赤い靴下が合うと表示されている(2134〜2146)

・台所ではニュースの本文を読む。テーブルの天板に埋め込まれたディスプレーが私のお好みだ(2146)

・スクリーンの付いた食料棚でシリアルを探す。各扉に付いたスクリーンには、中に何が入っているかが表示されている(2146)

・冷蔵庫の上で漂っているスクリーンには、新鮮なミルクが入っているという表示(2146)

・ボウルのスクリーンを見て、それが食器洗い機できちんと洗われたものか確かめる(2146)

・シリアルを食べながらその箱についたスクリーンで、それがまだ新鮮か、また友達が言っていた遺伝子マーカーが含まれているか確かめる(2146)

・(テーブルのスクリーンを)さらに熱心に眺めると、スクリーンがそれに気づいてより詳細な情報を表示する(2146)

連携する仕事用スクリーン


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Tokyo Motor Show 2015に出品された日産のコンセプト・カー「Teatro for Dayz」。ホログラフィックなスクリーンを実装。

・車に急ぐ。車内には台所での話の続きが表示されている(2146)

・途中に通る高速道路の両側の建物もスクリーンそのものだ。それらは私の車を認識して、いつも私だけに向けた広告を表示する(2157)

・息子の学校では廊下の片側に掲示用のディスプレーがある。手を挙げて名前を言うと、スクリーンが顔や目、指紋や声から私を認識してくれる。そうすると個人用のインターフェースに切り替わる(2157)

・手首に着けた小さなスクリーンを使ってもいい(2157)

・急を要する案件があった。空中で指をつまむような動作をすると、スクリーンがバーチャル会議に切り替わる(2157)

・やっとオフィスに到着する。椅子に座ると部屋は私がいることを感知し、部屋中のスクリーンやテーブルのスクリーンは私用に切り替わり、前回使ったときの状態が表示される(2168)

・スクリーンのカメラが今日の予定をこなしている私の姿を詳細にトラッキングする。手と目については特によく見ている。キーボードを使う以外に、手のサインで命令を送るやり方も格段に上達した(2168)

余暇に使うVR・AR的スクリーン


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・仕事が終わると、拡張メガネをかけて、外に出てジョギングする(2168〜2180)

・(ジョギングの)風景に重ねて運動に関する情報として、心拍数や代謝の数値がリアルタイムでレンズに表示され、今日通る場所に紐付けてバーチャルに投稿された最近のコメントなどもスクリーンで読むことができる(2180)

VRのヘッドセットを着けて宇宙人都市を散策する──私がフォローしている、すごい世界を作る職人の手によるものだ。3D映画や、リアリティーショーを見たりするのもいい(2180)

・息子はどこの学生もするように、宿題をこなすためにスクリーンでいろいろな解説書を参照する(2180)

・妻はベッドに入って、寝る前に天井のスクリーンで好きな話を読むのが何より好きだ(2192)

次回の記事から「FILTERING」のインデックスをまとめます。


プロフィール

吉本幸記

Author:吉本幸記
元エンジニアのフリーライター。テクノロジー系の記事を執筆している。アートにも関心がある。美術検定3級取得

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