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『〈インターネット〉の次に来るもの』「SCREENING」インデックス ⑤ アイデア その2 スクリーンの変貌

今回の記事は、『〈インターネット〉の次に来るもの』「SCREENING」のインデックスの「アイデア」のうち、スクリーンの変貌についてまとめます。

20170225_4.png
SXSW2016に出品されたソニーの「Intractive Tabletop」

なお、引用箇所末尾の番号はKindle版の位置番号を意味し、強調部分はブログ作者によるものです。

アイデア


スクリーンの多様化



・本とは実際のところ、読書中に心が赴くバーチャルな場なのだと主張する文学者もいる(1817)
Sven Birkerts, "Reading in a Digital Age"

・神経学の研究によれば、読むことを学ぶことで、脳の回路が変化する(1822)
Stanislas Dehaene, "Reading in the Brain: The Science and Evolution of a Human Invention"

多種多様な部分がゆるく結合している点こそが、ウェブの醍醐味なのだ(1826)

・そのため(ウェブの緩い結合を定着させる)には個別の読書端末が役立ちそうだ。いまやタブレット、パッド、キンドルやスマートフォンがある(1826)

・それ(Eインクで印字された薄いディスプレイ)を100枚ほど束ねて、背表紙を付けて、素敵な表紙を付けることだってできる(1841)。

・ポケットサイズのデバイスからレーザー照射で近くの平面に大きく投射できるタイプの本の実験を多くの研究所が行なっている(1854)
Stefan Marti, "TinyProjector"
http://web.media.mit.edu/~stefanm/TinyProjector/

・(スクリーン表示されることによって)本は作られたものというより、目に飛び込んでくる流れになるのだ(1861)

ソーシャル化する読書


20170225_5.png
本共有サイト「Goodreads」のバナー

・スクリーンに表示された本は、それが本になっていくプロセスで生み出された言葉やアイデアの関係性のウェブになる。それは読者、著者、登場人物、アイデア、事実、概念、物語などを結び付ける(1861)

・近い将来には電子本のテキストもようやく解放され、本に備わった本当の特性が花開く時代が来るだろう(1874)

読書はソーシャルになる。スクリーンに表示されることで、読んでいる本のタイトルばかりか、その本に対する反応や注釈までシェアできるようになる(1886)

・現在グッドリーズ[Goodreads]などの本共有サイトで行なわれている読書クラブの質の高い論議も、本そのものの変容に続いて、ハイパーリンクによってより深く本に組み込まれていくだろう(1898)
Goodreads

・実際に、本の間で密なハイパーリンクが張られれば、どの本もネットワーク化したイベントになる(1898)

・本当にすごいのは次の段階で、本の中のそれぞれの言葉が相互にリンクされ、クラスター化され、引用され、抽出され、索引を付けられ、分析され、注を加えられ、かつてなかったほど深く文化に織り込まれていくことだ(1910)

・ウィキペディアはもちろん百科事典だが、それを仮に一冊の巨大な本であると考えてみよう。その3400万ページで、リンクが張られ青い下線の付された文字は、この百科事典の他の概念とハイパーリンクでむすばれている(1921)
List of Wikipedias

・すべての本もデジタル化していけば、それぞれの文章が他の本の文章とネットワークで相互参照され、リンクを示す青い下線でいっぱいになるだろう(1924)

次回の記事は、「SCREENING」の「アイデア」のうち、文字とスクリーンの文化衝突をまとめます。

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吉本幸記

Author:吉本幸記
元エンジニアのフリーライター。テクノロジー系の記事を執筆している。アートにも関心がある。美術検定3級取得

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