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沙村広明『ベアゲルター 2』感想 ※ネタバレなし

 今日の記事は、5月22日に発売された沙村広明の最新作『ベアゲルター 2』の感想です。


ベアゲルター_covert 

沙村広明は長期連載作『無限の住人』で一躍有名になった漫画家であるのは、周知の通りです。しかし、沙村広明の作家性が発揮されるのは、むしろ短•中編の作品です。『ベアゲルター』も中編作品となっています。

『ベアゲルター 2』は2時間弱程度で読了しましたが、久しぶりに沙村画を堪能できて、お腹いっぱいになりました。この作品は言ってみれば「耽美的な映像のタランティーノ映画」です。沙村の作風の特徴として、耽美ながらもエログロな描写が挙げられますが、『ベアゲルター 2』においても健在です。

沙村の作品で物議をかもした作品と言えば、『ブラッドハーレーの馬車』が挙げられます。ブログ作者も『ブラッドハーレーの馬車』を読了した後、絶句してしまったことを覚えています。『ベアゲルター』は『ブラッドハーレーの馬車』に比べると、エログロ度が弱められ、代わりにアクション描写が多い印象を受けます。

ブラッドハーレー_convert 


昨年発表された作品に『春風のスネグラチカ』があります。ロシア帝国最後の王家ロマノフ家に取材したミステリー仕立ての作品ですが、ストーリーテリングという点では沙村の作品のなかではいちばんだと思います。『ベアゲルター』も『春風のスネグラチカ』ほどではないにしても、『ブラッドハーレーの馬車』よりはストーリーテリングに緊密さを感じます。

春風_convert 

沙村が作品にいわゆるスターシステムを採用しているのは、よく知られたことです。『ベアゲルター 2』のなかにも、『ブラッドハーレーの馬車』に登場した人物がいて、思わずニヤリとしました。

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吉本幸記

Author:吉本幸記
元エンジニアのフリーライター。テクノロジー系の記事を執筆している。アートにも関心がある。美術検定3級取得

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