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『〈インターネット〉の次に来るもの』「BECOMING」インデックス ①

今日の記事は、『〈インターネット〉の次に来るもの』の「BECOMING」のインデックスを公開します。

20160729_becoming_1.jpg
Microsoftが開発中のARデバイス「Hololens」

最近『〈インターネット〉の次に来るもの』を読み終えて、まさに天啓を受けたかのような衝撃が全身に走りました。

読んだ方ならわかると思いますが、同書には圧倒的な事例とアイデアが幅広い分野にわたり展開されています。そうした情報へのアクセスが、Kindle版にしろ書籍版にしろ(著者のケリー氏の責任ではありませんが)あまり便利ではないのが実情です。

そこで、同書で言及されているデータ、記事、アイデア等をカテゴリー別に分けてインデックス化してみました。

自分の理解を深めると同時に、誰かの役に立つことを願い、インデックスをブログで公開することにします。

今回は「BECOMING」インデックスです。引用文の後の数字は、Kindle版の位置Noです。なお、引用文中の太字はブログ作者による強調です。

至らない部分ばかりのインデックスですが、「とりあえずやってみる」精神こそが『〈インターネット〉の次に来るもの』から学んだいちばん良いことなので、ご容赦してください。


未来像



・「2050年のウェブは、最初のウェブがチャンネル数の多いテレビでなかったように、より優れたウェブではない。それは何か新しい、最初のウェブとテレビの違いほどかけ離れた、 まるで違ったものになるのだろう」(516-528)

・「現状では、フェイスブックの中で起こる多くのことや、電話アプリ、ゲームの中の世界、 動画の中味は検索できない。しかしこれから30年経てば、それも可能になるだろう」(528)

・「製品に組み込まれた無料同然の安いチップがそれらをウェブにつなげ、データを結び付けるのだ」(528)

・「主なウェブサイトの昔のバージョンを見ることも簡単ではないが、30年すればどんな昔の姿も垣間見ることができる機能があるだろう」(540)

・「あなたが朝起きた瞬間から、ウェブはあなたの意図を読み取ろうとする」(540)

・「2050年にはわれわれにとってウェブは、常時存在している会話の一種のようなものになるだろう」(551)

・「どんな分野のものも自由に選んで、ちょっとA I機能を付けて、クラウドに置いておくだけでよかったんだよ!」(580)

アイデア


<なっていく(becoming)>の特徴



・「アップグレードはある種の衛生手段」(207)

・「この〈 なっていく〉 世界では、誰もが初心者になってしまう。もっと悪いことに、永遠に初心者のままなのだ」(220)

・「われわれは心に渇望感を持たない限り、自分や集団の自我を拡張することができない」(247)

・「ディストピア的なシナリオの欠陥は、それらが持続的でないということだ」(259)

・「現実のディストピアは『 マッドマックス』の描く世界というよりソビエト連邦に近く、そこは無法地帯というより息が詰まるような官僚主義が支配している」(272)

・「プロトピアは目的地というより、ある状態に〈なっていく〉ことを指す言葉だ。 つまりプロセスだ」(279-280)

・「現在の見方を将来にそのまま当てはめることで、実際には新しいことをすでに知っているもの に当てはめようとして歪めることになる。最初の映画が劇場での芝居のように撮影され、 最初のVRが映画のよう作られたのはそのためだ」(301)

インターネットの起源



20160729_becoming_2.jpg
バネバー・ブッシュが考案した拡張記憶装置「Memex」

・「コンピューターのパイオニアであるバネバー・ブッシュが、 ウェブの中核的な考えとなるハイパーリンクのアイデアを構想したのは1945年に遡る」(393)
"As We May Think"(英文)
考えてみるに』(日本語)

・「この概念(ハイパーリンク) を最初に補強しようと考えたのはテッド・ネルソンという自由思想家 で、 1965年に独自の方式を構想した」(403)
リテラリーマシン―ハイパーテキスト原論

未来から見れば現在はフロンティア



・「もしわれわれがタイムマシンに乗って30年後に行って、現在を振り返ってみたとすると、 2050年の市民の生活を支えているすばらしいプロダクトのほとんどは、2016年には出現していないことに気づくだろう」(568)

・「未来の人々はホロデックやウェアラブルなVRコンタクトレンズ、ダウンロードできるアバター、 A Iインターフェースなどを見ながら、「 あぁ、あの頃には、インターネット( その頃は何と呼んでいるのか知らないが)なんて、まるでなかったんだね」と言うだろう」 (568)

・「われわれが作るものは、恒常的に、休むことなく別のものに〈なっていく〉ものだ」(593)
・「今日こそが本当に、 広く開かれたフロンティア なのだ。 われわれは 皆〈なっていく〉。 人間の歴史の中で、これほど始めるのに最高のときはない」(593)

「BECOMING」のインデックスは、もうひとつの記事で完結します。

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吉本幸記

Author:吉本幸記
元エンジニアのフリーライター。テクノロジー系の記事を執筆している。アートにも関心がある。美術検定3級取得

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