FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『〈インターネット〉の次に来るもの』「FLOWING」インデックス ① 未来像

今回の記事は、『〈インターネット〉の次に来るもの』「FLOWING」のインデックスのうち、未来像を掲載します。

20160923_photo_1.png
音楽のジャンルをインタラクティブなフローチャートのようにビジュアライズした〈Musicmap〉。音楽は、メディアのなかで最も「フロー」化が進んでいるジャンルである。
参照元:
http://www.musicmap.info/#

引用文の末尾の数字はKindle版の位置番号、強調部分はブログ作者によるものです。

未来像


フロー化するメディア


・ソーシャルメディアはかつてテキストが支配していた。次世代のソーシャルは映像とサウンドを扱うものになる(1575)

・簡単に作曲したり、曲をいじったり、アルゴリズムで音楽を自動生成したりしてリアルタイムで共有できるツールもじきにできるだろう(1575)

・ユーザーが作るカスタム音楽が標準のものになり、毎年作られる音楽の大半を占めるだろう。音楽が流れになるにつれ、それは拡張していく(1575)

・新しいツールによってビットとコピーの流れが加速すれば、われわれは全員がミュージシャンになれる(1588)

音楽と同じ道を他のメディアも、そして他の業界も進んでいく(1588)

・映画を学ぶ学生は1億人に上り、彼らがユーチューブにアップロードする作品の数は何十億にも達する。ここでも視聴者のピラミッド構造は崩壊し、いまでは誰もが映画製作者だ(1600)

・乗り物や土地や薬といった固定的なものも流動化していく。トラクターは車輪のついた高速コンピューターに、農地はセンサーのネットワークが載った回路基板に、薬は医師と患者の間を行き交う分子サイズの情報カプセルに置き換わっていく(1631-1643)

・〈流れていく〉四つの段階はすべてのメディアに当てはまる。すべての分野で、ある種の流動性を持つだろう(※「四つの段階」については後の記事で詳述)(1655)

・こうした液化した流れが次々と花開いていくのは、引き算と言うより足し算の現象だ。古いメディアの形は続くだろう──新しいものがそこに乗っかっていく(1655)

未来のある一日


1997年、カンヌ国際映画祭50周年を記念して制作された仏映画監督レオス・カラックスによる〈無題〉。映画史とカラックス個人の映像的記憶が錯綜しながら、ひとつのフローとなっているリミックス・ムービー

・まずクラウドにアクセスし、すべての音楽や映画、本、VRソフトやゲームが収容されたライブラリーに入っていく。音楽を選ぶ。そこでは楽曲に加えて、その曲のコードといった小さなパーツも取り出せる。(1666)

・私のお気に入りのあるミュージシャンは、自分の曲の別バージョンもリリースし(追加料金でそれを選べる)、それぞれのバージョンが仕上がっていくプロセスの記録まで提供している(1666)

・映画も同様だ。サウンドトラックだけでなく、映画ごとの無数の構成要素もそれぞれ開放される。それぞれのシーンに関する音響効果やSFX(使用前と後)、別角度からのカメラ映像、重ねた音声などがすべて、操作できる形で提供される。編集でカットしたシーンをすべて再編集可能な形で提供するスタジオも出てくるだろう(1666)

・ある映像や曲や文章を受け取ったら、それが友人からだろうがプロの作品だろうが、ただ消費するのではなく、リアクションを起こすことが当たり前の返信のやり方になる(1678)

次回の記事では、『〈インターネット〉の次に来るもの』「FLOWING」のインデックスのうち、アイデア、とくに「フロー」の概念的説明を掲載します。

スポンサーサイト

Comment

Post a comment

Secret


プロフィール

吉本幸記

Author:吉本幸記
元エンジニアのフリーライター。テクノロジー系の記事を執筆している。アートにも関心がある。美術検定3級取得

最新記事

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。